世田谷区の貸倉庫・貸工場
東京都世田谷区エリアの貸倉庫・貸工場の特徴
東京23区内で第2位の土地面積に、23区最多の90万人以上が暮らしている世田谷区。その土地利用を見てみると、区内のほぼ半分が住宅地として利用されています。次いで教育文化などの公共施設が10%を占めています。産業面では商業系が全体の6.4%、工業系は全体の1.1%、農業系に至っては0.1%にも満たない数字になっています。
世田谷区は「SUUMO 住みたい自治体ランキング2023首都圏版」で2位になるなど、暮らすのに人気の街としても知られています。その背景には成城などの閑静な住宅街の多さや、下北沢、三軒茶屋、二子玉川などの商業・文化の発信地があること、都市公園や渓谷など豊かな緑があることが挙げられます。さらにアクセスの良さも魅力で、新宿や渋谷から東西に5本もの路線が走っており、南北には環状七号線・環状八号線といった幹線道路が走っているため、電車でも車でもアクセス良好です。
一方で土地利用からも分かる通り世田谷区には工業が根付いておらず、貸倉庫や貸工場の物件はあまりありません。稀に流通する物件は料金が高くなる傾向があります。物流を考えても渋滞が多く、あまり良いとは言えません。また、大型車が入れない場所が多く、2t車やバンタイプでの物流を想定しなければなりません。ビルの一室を貸倉庫として利用するケースもあるので、その場合は清潔感がありセキュリティ面も安心です。ですが、基本的には物件数がとても少ないエリアだと認識しておくと良いでしょう。
東京都世田谷区エリアの貸倉庫・貸工場の料金相場
物件数が少ないため、稀に流通する100坪ほどの貸倉庫は料金も高く、坪単価10,000円くらいに。階層式倉庫なので貸倉庫としては割高です。また貸ビルの一室の場合は、20坪くらいで坪単価15,000円を超えることもあり、いずれにしても料金は割高のエリアと言えます。
場所 | 坪単価(円/坪) |
世田谷区 | 16,158 |
(エルネット調べ)