江戸川区の貸倉庫・貸工場
東京都江戸川区エリアの貸倉庫・貸工場の特徴
江戸川区は東京都23区内で東部に位置し、葛飾区や江東区、墨田区、千葉県の浦安市、市川市、松戸市に隣接しています。区内には北から南に、京成本線、JR総武線、地下鉄都営新宿線・東西線、またJR京葉線が通っており、東京都心と千葉方面を結ぶ交通機関は十分なものの、南北方向に結ぶ交通機関は路線バスのみで、23区でありながら車社会としての特徴も併せ持っています。
道路では首都高速道路の首都高速中央環状線、首都高速7号小松川線、首都高速湾岸線、国道14号(千葉街道・京葉道路)、国道357号(東京湾岸道路)、葛西橋通り、新大橋通り、柴又街道、船堀街道・平和橋通り、東京都道318号など、道路交通網でのアクセスに優れており、物流拠点として高い人気があります。湾岸道路へのアクセスが良好な葛西・臨海町や、京葉道路に近い篠崎や瑞江、一之江には小規模から中規模の倉庫などの施設が比較的多く存在し、物流拠点に適した需要の高いエリアです。
こうした地理的特性から、運輸・建設業の比率が高いという特徴があります。用途地域の7割は住居系であるほか、若い子育て世代向けの施策が充実していることなどから、人口は増加し続けています。
区内の地域ごとの特徴をみると、国道14号線で都心に向かいやすい東部には100坪の平屋建て倉庫から、300坪を超える物流センターが立地しています。運輸業や建築業で利用している倉庫が多いのも特徴です。区内南部の葛西エリアは、葛西トラックターミナルに代表される運輸業が盛んな地域であり、首都高速道路湾岸線と中央環状線の出入り口があることもあわせて、物流拠点となっています。
船堀・東小松川・松江・中央は鉄道空白地帯で、用途地域も準工業地域に指定されている場所も多く、製造業の企業が多いエリアです。墨田区と江東区に接する小松川・平井には、大小の商業・製造業が集積する「テクノタウン小松川」があります。
江戸川区は、道路交通の便に恵まれ、人口が増加し続けている地域であることから、労働力の確保もしやすく、物流拠点・製造業拠点として倉庫・工場を確保するうえで恵まれた立地といってよいでしょう。
東京都江戸川区エリアの貸倉庫・貸工場の料金相場
東京都江戸川区エリアの貸倉庫・貸工場の賃貸料金の相場をみていきましょう。江東区における1坪あたりの単価の目安を紹介します。
場所 | 坪単価(円/坪) |
江戸川区 | 8,424 |
(エルネット調べ)