江東区の貸倉庫・貸工場
東京都江東区エリアの貸倉庫・貸工場の特徴
23区の臨海エリアにある江東区には埋立地も多く、約7割が工業系の用途地域に指定されています。内陸部でも多くが準工業地域に指定されています。海に面し、地域内を縦横に走る運河がある立地条件から、江戸時代から木材産業関連の問屋・倉庫が立地して発展してきた土地柄です。木場・平野などの臨海エリアでは少ないながらも木材関連の倉庫が残っています。深川エリアでは、戦後の復興に伴う形で物流倉庫や印刷工場などが進出してきました。区南部の中心地である豊洲地区は以前、造船などの工業地帯として発展しましたが、現在は再開発で高層マンション・高層ビルが建てられ人口が増加しています。
もともとは材木産業で発展した土地柄ですが、近年では物流拠点としても多くの企業が進出しています。東京港の物流拠点として「青海コンテナ埠頭」「辰巳埠頭」「お台場ライナー埠頭」などの施設が立地しています。
湾岸エリアの新木場・辰巳エリアは、「木場」の名の通り木材を保管する場所です。新木場には材木商の事務所や木材加工、合板工場が現在でも存在しています。一方で物流会社の営業所、製造業や産廃業など木材以外の業種も多数ありますが、賃貸物件の多くが材木関係の会社が所有している物件だというのはこの地域の特徴でしょう。また、新木場1丁目〜3丁目、辰巳3丁目は準工業地域、新木場4丁目は工業専用地域に指定されています。
枝川・潮見・塩浜エリアは下町情緒が残る街並みが見られますが、首都高速9号深川線に近づくにつれ、かつて印刷関連工場が多数立地し、住工混在型の都市という土地柄が見えてきます。海運関係の倉庫街、鉄工所、造船所、清掃事業所なども多い典型的な準工業地域となっています。道路交通網では首都高速9号深川線、10号晴海線、首都高湾岸線が臨海エリアまで乗り入れており、物流拠点としてのインフラになっています。
東京都江東区エリアの貸倉庫・貸工場の料金相場
東京都江東区エリアの貸倉庫・貸工場の賃貸料金の相場をみていきましょう。江東区における1坪あたりの単価の目安を紹介します。
場所 | 坪単価(円/坪) |
江東区 | 8,296 |
(エルネット調べ)