産業道路沿いの貸倉庫・貸工場の探し方

産業道路沿いでの貸倉庫・貸工場探しは、始めに賃料の予算とエリアを決めることが重要です。初期費用には「保証金・前家賃・仲介手数料・火災保険料」などが含まれ、その総額は賃料の4～8ヶ月分程度になります。それらを加味して、無理のない予算設定をしましょう。

加えて、明確な条件を決めておきましょう。インターネットで物件検索をするにも、条件を決めないと探せません。まずは賃料の予算を元にエリアを決めますが、その他にも譲れない条件があればリストアップしておきましょう。またエリアを決める際には、広めに設定して探すことがおすすめです。

検索しても希望の物件が見つからない場合やヒット件数が少なすぎる場合は、予算を見直す必要があります。賃料に幅を持たせて検索してみましょう。予算を見直しても当てはまる物件が少ない場合は、エリアを見直すことも重要です。賃料の相場は基本的に立地で決まるので、賃料と同様にエリアも広げて検索してみましょう。

産業道路沿いの貸倉庫・貸工場の料金相場

「産業道路」とは工業地域や工業団地と埠頭を結ぶ目的で作られた道路のことで、全国に点在しています。大型トラックが多く通る路線や、工業団地付近にある道路のことを総称して「産業道路」と呼んでいることから、道が広い・狭い・長い・短いに関係になく、前述の条件に当てはまる道路のことを「産業道路」と呼んでいます。

中でも今回は、主要道路の1つでもある産業道路の「東京都道・神奈川県道6号東京大師横浜線」沿いの貸倉庫・貸工場の料金相場を紹介します。この産業道路は東京都大田区から神奈川県川崎市を経由して神奈川県横浜市鶴見区を結ぶように走っています。東京都大田区の中でも、産業道路周辺の大森、糀谷エリアには小さな町工場が多く、50坪以下の物件も多くあります。過密な市街地でもあるため地価が高いこともあり、築年数が古くても坪単価が高いエリアです。礼金が2ヶ月の物件が多いのも大田区の特徴です。他の23区のエリアと比較してみると若干割高な印象があるエリアですが、アクセスが良いので予算が許せばおすすめのエリアです。

（エルネット調べ）